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今日7日(木)は近畿地方で木枯らし1号が吹いたと発表がありました。今日7日の近畿は冷たい北よりの風が吹き、日中あまり気温が上がらない見込みです。明日8日(金)の朝は放射冷却の影響で、この秋一番の冷え込みとなるでしょう。山沿いでは霜の降りる所もある見込みです。しかし、季節の前進は一時的で、来週は再び気温が上昇するでしょう。

今日7日 北風冷たく肌寒い一日に

今日7日(木)の近畿地方は、北よりの冷たい風が吹いていて、日が昇ってもあまり気温が上がっていません。午前11時30分までの最高気温は、京都で14.5℃、奈良で14.9℃、神戸で15.7℃、大阪で16.9℃となっています。
このあともあまり気温は上がらない見込みで、日中晴れても上着が手放せない、風の冷たさを感じる一日となりそうです。

今日7日 近畿地方で「木枯らし1号」

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昨日6日(水)の夜から今日7日(木)の朝にかけて、本州付近は冬型の気圧配置となり、近畿地方では北よりの風が強まりました。大阪管区気象台は、「近畿地方で木枯らし1号」が吹いたと発表しました。去年(11月11日)より4日早い木枯らし1号となりました。

近畿地方の木枯らし1号は、おおむね以下の条件を満たした最初の日に発表されます。
◆霜降~冬至までの間(2024年は10月23日~12月21日)
◆気圧配置が西高東低の冬型になっている
◆風向は北より
◆最大風速が8m以上

今日7日は、京都府の舞鶴で最大瞬間風速17.8m(北、午前3時37分)、和歌山で15.8m(北北東、午前7時28分)などを観測しました。

明日8日朝 この秋一番の冷え込み 霜の降りる所も

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明日8日(金)の朝、近畿地方では北よりの風は弱まるものの、放射冷却の影響で、この秋一番の冷え込みとなるでしょう。最低気温はほとんどの所で10℃以下となる見込みで、山間部では0℃近くになる所もあるでしょう。山沿いでは霜の降りるおそれがあります。明日8日朝のお出かけには、いつもより厚手の上着をご用意ください。

季節前進は一時的 来週は気温上昇

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9日(土)から11日(月)は、西日本の南岸に前線や低気圧が近づくため、近畿地方では雲が広がりやすい見込みです。雨の降る日もあるでしょう。また、今週末は少しずつ気温が上がり、来週は平年よりかなり高くなる見込みです。明日8日(金)までは秋の深まりが感じられますが、その後は季節が足踏みするでしょう。
紅葉の進み方はゆっくりとなるものの、紅葉スポットの場所によっては平野部よりも気温が低い場合があります。お出かけの際は、防寒対策は忘れないようにしてください。