人気騎手だった藤田菜七子(27)の“電撃引退”の余波がいまだ収まらない。
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引退の引き金となったのは、2023年5月に発表された、今村聖奈騎手ら6人の若手ジョッキーによる不適切なスマートフォン使用事案だった。この時、藤田元騎手もスマホを調整ルームに持ち込んでおり、最初の説明では外部とのやりとりはしていなかったと答えていたのだが、実際は“通信していた”ことが「文春オンライン」の報道で判明。世間の風向きも「引退やむなし」に変わっていった。
そんな藤田元騎手の引退について、日本中央競馬会(JRA)の対応に激しく憤って見せたのがフリーアナウンサーの徳光和夫(83)だ。10月12日のニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」では番組冒頭のトークで「僕自身はちょっと怒っている。藤田ジョッキーが引退だって」と切り出すと、「もう少しやっぱりジョッキーたちを信頼してですね、今は八百長とかそんな疑いをもってジョッキーをやめる人はいませんよ」「活躍もすごかったし、彼女がより競馬をクリーンなイメージにしてくれた」「結婚してからもう一花を咲かせたいという気持ちが非常に強かっただけに、できればカムバックしてもらいたいなと思いますね」「競馬界のイメージが逆に悪くなりますからね、こういうことで」などと約3分間にわたってまくしたてたのだ。
とはいえ、騎手はレース前にはスマホなどの通信端末を当局に預け、外部との通信を遮断することが義務付けられている。それは当然、八百長などの不正行為を防止するためであり、規則を破ればペナルティーが科される。そのため、ネット上では徳光の発言に反論コメントが噴出した。
〈時代の流れで変えないといけない部分は多々あると思うが、それも今のルールを守ってこそでしょ。徳光さんも公にこんなことを言うべきでない〉
〈逆だと思う。騎手を目指す人に規則を守る重要性を示すことになったと思います〉
〈通信機器の持ち込みに対して厳罰にするのは当たり前、時代に合う合わないという問題ではない。競馬が国の認めたギャンブルである以上、競技の公平、透明性のためには必要なこと〉
〈この人は何を言っている? ジョッキーを信頼した結果がこれでしょうに!〉
などとブーイングの嵐となっている。