長澤まさみ(右)とJRA年間プロモーションキャラクターを務めている(写真:伊藤 康夫/アフロ)

友達の河合優実との共演は!?

 また、意外な交友関係も興味深い。見上と同じくエンタメ界注目の新進女優・河合優実とは大学が同じで仲がよいという。しかも、その出会いは、なんと見上が河合を“ナンパ”する形で始まったというから驚きだ。「あまりにもかわいい子がいるから『すいません、めっちゃかわいいです。友達になってくれませんか?』って言ったら『あ、いいですよ』みたいな(笑)」と出会いのきっかけをメディア(「focus on!ネクストガール」21年8月25日配信)の取材で明かしている。

「かわいい子がいたら、ナンパしてしまう行動力もすごいですが、物事の考え方も独特で面白いんです。たとえば、自己肯定感の低い役柄を演じた際、難しくなかったかを聞かれると、『正直、私、自己肯定感がめちゃ高くて、自分の顔に、そもそも興味を持ったことがなかった』と話し、自分の顔を好き、嫌いと思ったことがなかったとインタビューで話していました。周りの評価に流されず、自分をしっかり持っているところも売れっ子の素質があると思います」(前出の記者)

 エンターテイメントジャーナリストの中村裕一氏は、見上の魅力をこう分析する。

「近年の彼女の出演作で印象的だったのは21年の『きれいのくに』というドラマです。これは美容手術が法律で禁止されている近未来のとある国での出来事を描いた、ややホラー的要素もあるSF作品。ドラマの中で彼女は自分の顔にコンプレックスを持ち、美容整形に興味を抱く高校生役を演じていましたが、意思の強さを感じさせるその個性的なたたずまいは、吉田羊や稲垣吾郎といったそうそうたる顔ぶれの中においてもまったくひけを取らず、独自の輝きと存在感を放っていました。ドラマ単独主演もそう遠くないと思います。現在出演中の『光る君へ』も好評のようですし、本格的な時代劇でもその姿を見てみたいですね。また、プライベートでも仲のよい河合優実との共演にも期待している人はきっと多いのではないでしょうか」

 今年だけでドラマ4本、映画2本、CM2本と快進撃が止まらない見上。破竹の勢いがどこまで続くのか楽しみだ。

(高梨歩)

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