昨年、初のアジアツアーを開催したJO1。10月にリリースする9枚目のシングル「WHERE DO WE GO」は、「自分たちが歩けばどこであろうとレッドカーペットになる」という意志を乗せた楽曲だ。ファンへの思いや、今年中に成し遂げたいことなどを語った。AERA 2024年9月30日号より。
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――鮮烈な結成から約5年が経つJO1。JAM(ファンネーム)との絆は一層深くなっている。7月には2日間にわたってファン感謝祭を開催し、メンバー一人ひとりがファンに向けての手紙を読み上げた。
鶴房:僕は「せっかく人類に生まれたのだからみんなで強く生きよう」という想いを込めて手紙を書きました。「WHERE DO WE GO」のMVの撮影でハワイに行ったのですが、現地の方がすごく明るいウェルカムモードで。ハワイの方に比べると日本人は内気な人が多いので、今は一層そう思います。
白岩:僕は自分が言葉を発する際に考え込んでしまうタイプなんです。今回の手紙を書く時もずっと悩んでいたらその横で(鶴房)汐恩が2日分の手紙をすぐに書き上げていた。しかもその内容がちゃんとJAMの方たちを楽しませるものだったので「才能だな」と思いました。
JAMに「ありがとう」
豆原:(佐藤)景瑚くんの手紙はJO1を食べ物に例えていたのが「景瑚くんらしいな」と思いました。本音を感じられたところも好きでした。
河野:景瑚が笑いを取って会場を温めてくれたから、その後読みやすくなりました。
木全:僕も景瑚くんの手紙は沁みました。
佐藤:かなり凝った内容にしたつもりなんですが、(木全)翔也は絶対に笑ってくれると思っていました。
木全:読んでる最中に僕の方をちらちら見てきたのが面白かった(笑)。(川西)拓実くんが「毎日夜になると不安が押し寄せる」と読み上げていて、「普段あんなにキラキラしている拓実くんも自分と一緒の人間なんだ」と思って泣きそうになりました。今も話していて泣きそうです。
川西:JAMの方たちにはいろいろな「ありがとう」という気持ちを持っているんですが、いざ伝えようと思うと伝えきれない気がしたので、今まで話してこなかった気持ちを書きました。その後、翔也が「めっちゃ良かったです!」って言ってくれたのでハイタッチしました。