――8月には国内最大級の音楽フェス「SUMMER SONIC」に初出演。MCを最小限にし、ほぼノンストップの怒濤のパフォーマンスを繰り広げた。
與那城:11曲中1曲しかバラードがないという、僕たちにとっては異例のセットリストでした。大阪会場は自己紹介も入れなかったので倒れるかと思いました(笑)。自分たちのことを知らないお客さんが多くいる場だからこそ、どう盛り上げられるかをみんなで相談する中で「ノンストップでいきたい」という話になりました。
佐藤:自分たちの体力の限界はわからないけれど、とりあえず攻めたセットリストでやってみたかったんです。だいぶヘビーでしたし、いろいろな改善点が見つかりましたが楽しかった。
鶴房:暑い中、お客さんたちがすごく盛り上がってくれました。疲れましたがそれを上回る楽しさがあった。
大平:初めてJO1を観た方にも楽しんでもらえる自信がもっとつきました。一方で「もっと仕上げられる」と思っている段階です。
正解がないのが面白い
金城:ライブをする度に思うのが、セットリストも含めて完成に近づいていくというよりはどんどん更新されていく感覚があるということ。11月からの「JO1DER SHOW 2024 'WHEREVER WE ARE'」ツアーでもまた新たなJO1を見せたい。ツアータイトル通り、ワンダーで楽しい気持ちで帰ってもらえるようなライブに仕上げるつもりです。
川尻:(金城)碧海が言ってくれた通り、ライブやセトリはいつまで経っても完成しない感覚があります。昨日は完璧なセトリだと思っても、翌朝には「やっぱりこうした方がいいかもしれない」と思ったりする。音楽やライブは正解がないのが面白い。見ていただくからには最高のライブだと思ってもらわないといけないので、そうなるように試行錯誤している時間がとても楽しいです。昨日もメンバーだけで1時間半ぐらいツアーのセトリについて話していました。
大平:絶対に新しい印象は見せたいですね。
豆原:ライブでのJO1はとても自由でよりそれぞれの個性が際立っていると思っています。次のツアーでもそれを楽しみにしていてほしいです。