11日放送の「世界頂グルメ」(日本テレビ・午後9時)は、2時間スペシャルでベトナム、イタリア、韓国を特集。韓国では、大久保佳代子とジェジュンの日韓酒豪がどれだけ飲むのか見ものだ! そんなジェジュンの過去の人気記事を振り返る(「AERA dot.」2019年10月1日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)。
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韓国出身のトップアーティスト、ジェジュン。流暢な日本語と人々の心を打つ歌声で、今、日本の歌番組やバラエティー番組を席巻中だ。最新アルバムでは、尾崎豊、宇多田ヒカルなど日本を代表するラブソングの名曲カバーに挑んだ。
──グループ活動を経て、2017年からソロアーティストとして活動。昨年、日本の事務所と契約し、日本での活動を本格化させました。
正直、日本のテレビ番組にはまだ慣れないです。カメラの前で歌うときには、特に緊張しますね。たくさんの人に知ってもらうチャンスなので、一回一回が真剣勝負です。日本語もまだまだだし。収録中、言ってはいけないことを言ってしまうんじゃないかといつも心配で。言い間違えも多いし。それでも、共演者のみなさんが「外国人だから」と優しく見守ってくださるので、ありがたいです。
──バラエティー番組では、洗濯したパンツを乾かそうとして電子レンジに入れた話など、天然な素顔もウケています。
そういう抜けた部分をテレビで見せることに抵抗はないですね。20代の頃って、完璧な人間でもないのに、カッコつけたり、大人ぶった行動をしないとダメだったんですよ。でもメッキは剥がれるものだし。今は、背伸びするよりも素の自分を出すほうが楽しいです。ただ、最近そういう部分が強調されすぎて、プライベートで会う人に舐められるんです。年下の子に「アイツ、年食ってるのにガキっぽいよね」とか言われたり。それが悩みです。
──レギュラー出演中のラジオ番組では、リスナーの恋愛相談に乗ったりもしていますね。
(フッと笑って)自分もできてないくせにね。
──女性からすると、微妙な回答のことも多いです。
いやいやいや! 僕がするのは、現実的なアドバイスなんですよ。ドラマチックなアドバイスをしたり、ロマンを語ったりしても、何のためにもならないじゃないですか。現実はドラマではないですから。現実を見すぎちゃって、僕は恋愛ができてないんですけど(笑)。
──料理がお得意だそうですが、初めて家に好きな女性が来る、となったらどんな料理を振る舞いますか?
インスタントラーメンですね。誰でもさっと作れるじゃないですか。