マリコたちが解決してくれる!

 主人公は変わらず、一話完結のストーリー構成のため、season24の初回は見逃しても、その次からでも十分楽しむことができる。また、科学捜査と言っても、専門用語はホワイトボードで丁寧に説明する演出や用語の解説が入るので、グイグイ謎解きに引き込まれる。そして最後は、マリコが犯人逮捕の手がかりを突き止めてくれる。

 この安定の展開をseason24でも期待すると、中村氏は話す。

「どんなに難しい事件でも、“マリコたちが必ず解決する”という安心感は絶大です。ラストに屋上でマリコと土門(内藤剛志)が並んで語り合うシーンは、ファンから“屋上反省会”と呼ばれているそうですが、それも含めて今シーズンも『科捜研の女』ワールドを満喫できることを期待しています」
 

 season24は始まったばかりだが、season25、26……不変のマリコを期待してしまう。(AERA dot.編集部・太田裕子)

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