秋篠宮家の長男、悠仁さまが、18歳の「成年」を迎えられた。ご家族に見守られながら育った皇族方の「あのとき」を振り返る(この記事は「AERA dot.」に2024年3月30日に掲載した記事の再配信です。年齢や肩書などは当時のもの)。
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天皇、皇后両陛下の長女愛子さまが今月、学習院大学を卒業。4月からは公務に日本赤十字社での勤務と、多忙な日常が始まることになりそうだ。振袖と袴姿で卒業式に臨み、白いロングドレスで伊勢神宮に参拝した愛子さまのご成長に、感慨を抱いた人も少なくないだろう。「愛子さまが笑うと、周囲が明るくなる」と、天皇ご一家を知る人たちはそう話す。ご両親からの愛情を受け、小さな頃から見せてきた愛子さまのとびきりの笑顔をふり返ってみた。
カメラに向かって、小さな指をチョキチョキ。腕をリズムに合わせて前後に振り、両手でグー、チョキ―、パーを作ると、両手を交差して胸に当てながら、おかっぱの頭を楽しげに左右に動かす愛子さま。
音声はないものの、指遊び歌「グーチョキパーでなにつくろう」を歌いながら踊っているのだ。
これは愛子さまの3歳の誕生日にあわせて、2004年12月に公開された映像だ。
横では、東宮時代の陛下と雅子さまが、とろけそうな笑顔で愛子さまの横にしゃがみ込んで、一緒に指をチョキチョキとさせて遊び歌を楽しんでいる。愛子さまが「ママ」に甘えて体をくっつけながら、ほっぺを雅子さまの顔にぎゅっとくっつける場面もあった。
さらに愛子さまは、手遊び歌をもう一つ披露。「とんとんとんとん、こぶじいさん」と、ほっぺに両手でつくった「こぶ」をくっつけて、最後は「キラッキラッキラッキラッ、手はおひざ」の振りに合わせて、手をひらひらさせた。
愛子さまは2歳のころから、音楽にあわせて身体を動かして様々な能力を育てるリトミックに、親子で取り組んでいた。愛子さまが得意そうに踊っているのは、日ごろの成果なのかもしれない。