著者の最新作『社会という「戦場」では意識低い系が生き残る』

 もし、あなたが「誰かを助けたい」と思ったなら、まずは自分の状況を確認しましょう。

 体力・精神力・集中力・業務量……などを考慮したうえで、「今は無理だな」と判断した際には、助けられる状況にある人をサポートしてあげてください。

 たとえば、自分の上司が新人を助けているのであれば、上司の雑用を引き受けたり、メンバーの進捗を確認したり、メンバーの報告をまとめたりといったサポートをすることができます。

 これによって、上司の負担がかなり減り、結果的に後輩を助けることにつながります。

 あなたが「アフリカの子ども達を助けたい」と思ったときも、直接アフリカに行く以外の選択肢はたくさんあります。たとえば、寄付をしたり、活動している人のことを紹介したり、さらにはSNSで拡散したりすることも立派なサポートです。
 

 だから、自分で直接ボランティアをする以外にも、あなたの行動で多くの命は助けられるのです。

 むしろ、あなた自身が無理をして自分も倒れてしまうのは、優しさではありません。それよりも大切なのは、助けられる人を助ける努力をすることです。

 それこそが相手のことを思いやる行動の一つであり、手助けをすることにつながっているのです。

(ぱやぱやくん)

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