本屋大賞実行委員会が、2024年度にJR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)とともに新たな文学賞「ほな西へいこか本大賞」(以下、「イコカ本大賞」)を実施することを発表しました。
この「イコカ本大賞」は、「本屋大賞」同様、全国書店員の投票により決定されます。対象となるのは、"読むと西エリア(関西・北陸・せとうち・山陰・九州)のどこかへ旅にでかけたくなる日本の「文庫本」小説"です。また、初版発行日は1970年~2024年7月末まで(奥付に準拠)であること。絶版や単行本は対象外です。
書店員の投票による「1次選考」の後、本屋大賞公式サイトでノミネート5作品が発表されます。投票期間は2024年8月19日(月)12時~9月20日(金)。一人1~3冊まで投票ができ、20~400文字のコメントが必須となります。
続く「2次選考」は10月頃におこなわれる予定となっており、現役書店員から選考委員(3~4名)が選出され、座談会を実施。ノミネート作品の中から大賞作品が決定されます。
そして気になる「大賞発表」は2024年12月上旬を予定。本屋大賞公式サイトおよびSNSで発表されます。また、大賞発表後の2025年1月(予定)には、 フリーペーパー『LOVE書店!イコカ本大賞 特別号外』が希望店舗に無料配布されるので、お近くの書店をチェックしてみてください。
「本屋大賞」とはまた違った視点で実施される「イコカ本大賞」で、今まで触れてこなかった新しいジャンルの作品に出合えるかもしれません。旅好き・本好きの人は新たな文学賞「イコカ本大賞」の動向に注目してみてください。
※詳細は本屋大賞公式サイトをチェック。