こうした気さくな一面も人気につながっているのだろう。芸能評論家の三杉武氏は、沢口についてこう評する。

「おしとやかな正統派女優のイメージもありますが、大阪出身なだけに関西ノリも好きなようで、撮影現場では気さくに共演者やスタッフと冗談を言い合ったりしているそうです。『科捜研の女』シリーズで長年共演している内藤剛志さんが一緒にバラエティー番組に出演した際、沢口さんとLINEのやりとりをするとすぐに返信がくることを暴露し『たぶん(沢口は)友達がいない』とイジって笑いを誘っていました。共演者と直接LINEをやりとりしたり、ジョークを飛ばし合ったりするあたり、チームワークの良さがにじみ出ていましたね」

 周囲にもよき支えがあることで、沢口靖子が出演しているドラマはやはり“安定感”が違う。これからもブレずに「科捜研の女」を続けていってほしい。(丸山ひろし)

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