そんな素敵な出戻りファンがいるのも、50年もの間輝き続けるTHE ALFEEだからこそ、と思わせるコメントだ。

 今回のアンケートでは、「メリーアン」「星空のディスタンス」だけがTHE ALFEEの代表曲ではない、という視点で、ファンに「この一曲」を選んでもらったが、「模範解答」のようなコメントも。

「アルフィーを知らない方におすすめするならという視点で選びました。『冒険者たち』はライブでも披露されますが、キャッチーで曲の展開もおもしろくてオシャレです。ノリの良い曲なんでメリーアンや星ディスしか聴いたことがない方にも聴いて欲しいです」(50代・女性)
 

ラブレター

 20位までのランキングには入らなかったが、アツいコメントが多かった「ラブレター」(1979年1月21日作詞・作曲: 高見沢俊彦)は、ポニーキャニオンに移籍してから初の作品だ。「再デビュー曲 大事な曲」(60代・女性)というように、ファンにとっても大切な曲だからこそ熱量の高いコメントが集まったのだろう。

「もともとはフォーク・グループとしてデビューした、ALFEEの原点とも言える曲。泣かず飛ばずだった下積み時代を象徴している。メロディアスな曲調で、揺れ動く女心を唄っている若かりし日の高見沢氏は、この頃から多才な才能の人物だったのだと思う」(50代・女性)

「『メリーアン』からファンになって最初に辿り着いた曲です。桜井voiceが好きだったわたしにとって高見沢氏の歌声は衝撃的でしたが、聴けば聴くほどクセになる声で、そこから高見沢推しとなりました 大好きです」(50代・女性)
 

 THE ALFEEと同世代というファンからもアツい声が。

「私は、アルフィーと同じ大学の出身で1年上です。そのせいか余計にアルフィーに親近感を感じ、大好きです。また、年齢を重ねても変わらぬ透明感のある高見沢さんの歌声は、とても魅力的です。このラブレターの曲は、切ない女心を優しく歌い上げていて、何度聴いてもうっとりします。ラブレターを、青春の想い出に取っておけばよかったと、思わずにはいられません」(70代・女性)

 桜井賢は69歳、高見沢俊彦と坂崎幸之助は70歳、そしてTHE ALFEEは8月で50周年。スゴイとしか言いようがない! 

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まさかの「胎教」!?