第3位 「恋人達のぺイヴメント」

 ここからは、いよいよベスト3。第3位は、19枚目シングル「恋人達のぺイヴメント」(1984年10月17日リリース/作詞:高見沢俊彦・高橋研、作曲:高見沢俊彦、編曲:ALFEE)。シングルの中で、初めてオリコンチャート1位を獲得した作品だけある。

「高見沢さんのハイトーンボイスが美しいバラード。当時グリコチョコレートのCMソングになった大ヒット曲です」(50代・女性)

 沢口靖子と石黒賢が共演したチョコレートのCMソングに使われた曲だが、草原を自転車で二人乗りで駆け抜けるシーンに高見沢俊彦の伸びのある美しい声が心に残る「名作」だ。

「ベストテンで、歌ってる高見沢さんの声に感動しました。そこから、LIVEに行きたい〜と思いひたすら、チケット電話を友達と、公衆電話から、かけ続けた日を思い出します」(50代・女性)「初めて小遣いで買ったレコードでした。当時小5ながら、なんて美しいメロディーと歌詞なんだろうと、それこそ擦り切れるまで何度も聴いた曲です。アルフィーの楽曲はバラエティに富んでいて、ボーカルもそれぞれの魅力があり、数多の曲の中から一曲を選ぶのは酷ですよ〜」(50代・男性)
 

 公衆電話でチケットを取ったり、初めてのお小遣いでレコードを買ったなど、当時の熱が伝わるエピソードも多かった。

「とにかく大好きな曲です」(50代・女性)というズバリなひと言も。あの美しい高見沢俊彦の歌声の前にしたら、好きに理由はなくてもいいのかもしれない。
 

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