カシオの「CASIO Collection STANDARD」や、「CASIO CLASSIC」といったラインには、1万円アンダーは当たり前、2,000円台でも手に入る(時には1,000円台も!)お手頃価格なのに高性能な腕時計があります。
80年代や90年代の往年のデザインを継承するモデルなど、シンプルなデザインのモデルが揃うこともあり、この2ラインを中心に「チープカシオ」や略して「チプカシ」などと呼ばれ、人気が急上昇しています。
そこで、「暮らしとモノ」編集部でもチプカシを20本セレクト。高見えポイントを解説しつつ、おすすめモデルをAmazonからピックアップしてみました!
※一部、海外モデルの並行輸入品が含まれます。
チプカシを高見えさせるセレクト術
プチプラなチプカシは、素材感などが価格相応となります。だからこそ選び方次第では単なる〝安物〟と見下されてしまうことも。
高見えさせるためには、セレクトテクニックも重要です。
高見えポイント1.ベーシックなものを選ぶ
シンプルでベーシックなモデルは爽やかさや清潔さを感じさせます。80年代や90年代からのロングセラーを中心に、レトロタイプはシンプルなモデルが豊富です。
高見えポイント2.カジュアルタイプはシックな色を選ぶ
ケースやバンドに金属を使わないカジュアルなタイプは、あまりカラフルなモデルを選ぶと安っぽい雰囲気になることも。カジュアルタイプはシックな色を中心にチョイスしてみてください。
高見えポイント3.自分の腕の太さより極端に大きめなモデルは避ける
ダイバーズウォッチなどといった大ぶりなモデルを選ぶ場合、自分の腕より極端に大きなタイプは「G-SHOCK」を選んだ方が無難かも。
高見えポイント4.レディースアイテムもチェックする
細身でシンプルなレディースモデルもチプカシにラインアップします。女性はもちろんのこと、メンズも小ぶりなレディースアイテムを選ぶと、おしゃれ感が増します。
チプカシ選びの4基準。「王道デジタル」「フロントボタン」「アナデジ」「アナログ」
それでは、チプカシを実際にご紹介しましょう。選びの基準はこちらの4つです。
1.王道デジタル
2.フロントボタン
3.アナデジ
4.アナログ
それぞれの基準に合った代表モデルを4つ、まずはご紹介します。
1989年発売から45年のロングセラー。まさに王道デジタルウォッチ
「F-91W」は1989年の発売から販売続けられているベストセラーモデルです。
樹脂製のケースに時刻・日付表示やストップウオッチ、アラーム、ライト機能をすっきりと搭載。見やすさや使いやすさ、着け心地などにこだわっています。
カシオ初の樹脂ケース採用。フロントボタンで1978年に登場したモデルの復刻
1978年に、カシオ初の硬質樹脂ケース採用モデルとして登場した「F-100」の復刻モデルです。
金属ケースが主流だった腕時計市場に樹脂ケースを広め、また特徴的なフロントボタンデザインは後発モデルに多大な影響を与えました。
「A100」シリーズは、バンドをメタル化し、ケースはメッキ加工を施しています。
また、フェイスのロゴや機能表記、ボタンのサイドカラーは「F-100」発売当初のオリジナルカラーを再現しているのも魅力です。
1995年登場以来30年。アナログデジタルコンビのロングセラー
「AQ-230」は、ダイアルを2針のアナログ表示とデジタル表示でミックス。
1995年の発売から約30年続くロングセラーモデルは、すっきりした角型フォルムのメタリックケースにメタルバンドを合わせスタイリッシュ。
無駄の無いデザインにタイムレスな魅力が詰まっています。
シンプル イズ ベスト。ミニマル3針は1987年来のロングセラー
1987年の発売から今なお人気を保ち続けるロングセラーモデルが「MQ-24」です。
シンプルなラウンド型で見やすく、使いやすい3針タイプの薄型モデルは、時計本来の機能にこだわるミニマルなデザイン。
だからこそ多くの人に愛され、カジュアルからフォーマルシーンまで、幅広く活躍します。