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愛子さまは20年、学習院大学へ進学した。おばの黒田清子さんの頃と名称は変わったが、同じ文学部日本語日本文学科を専攻。古典に興味を持ち、学びを深めている。
21年には成年を迎え、翌3月に臨んだ成年の記者会見では、父譲りのユーモアのセンスを発揮した。
自身の長所について、「どこでも寝られるところでしょうか」と話し、栃木県の那須御用邸のソファで翌朝まで寝てしまったエピソードなどを明かして記者を笑わせた。
約30分間、原稿に目を落とすことなく記者の質問に答えた愛子さま。陛下が昨年の誕生日会見で、
「会見に向けて一生懸命準備をする様子を目にしていましたので、無事に会見を終えることができ、安堵いたしました」
と、娘を見守る父親としての心境を明かした。そして「今後とも愛子を温かく見守っていただければ幸いです」と加えた。
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「運動が得意で活発でいらしたところは雅子さま、そして優しい笑顔や穏やかな性格はお父さまである陛下によく似ていらっしゃる」
天皇ご一家と長年交流のある人物は話す。
ご両親の愛情に包まれながら成長した愛子さまは来春、大学を卒業する。海外留学などが期待されているが、新しい一歩が愛子さまに、さらに広い世界をもたらしてくれるだろう。
(AERA dot.編集部・永井貴子)
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