1月下旬になったにも関わらず、お正月太りがなかなか解消されず、そろそろダイエットを......と思われている方。しばらくは低カロリーの飲料やリンゴや野菜などを中心とした食生活を送るため、それらを大量に買い込もうとしてはいないでしょうか。



 しかし、ダイエットをするからといって特別な買い物は必要なく、無駄な出費を減らし、無駄に食べなければ、自然にやせていき貯金もできるといいます。本書『お金が貯まるダイエット』では、ダイエットができるうえにお金までもが貯まるという一石二鳥のダイエット方法が紹介されていきます。



 まず、無駄な出費=太る出費を減らす基本は自炊。そしてダイエットの運命を決めるもっとも重要な現場はスーパー。スーパー活用術をマスターすることが、お金が貯まってやせる第一歩なのだといいます。



そのスーパーで買い物をする際の重要ポイントは次の3つ。



① できるだけ新鮮な天然の食材を手に入れる

② 食材を無駄なく使い切れる量だけを買う

③ 数日〜1週間に1回まとめ買いする



 特売やセール品があってもすぐに手を伸ばさずに、本当に必要なものか、使い切れるものか、価格以上の価値があるものかを見極めましょう。



 しかし、新鮮な食材を手に入れようと思っても、鮮魚売り場に安くてお得な魚がないときには、缶詰売り場へ。魚の缶詰は、やせ食材のひとつなのだそう。



「缶詰工場は、たいてい漁港のそばにあり、旬の大量にとれた魚を鮮度の高いうちに加工して缶詰にしているので、栄養価は旬の魚とほぼ同じ、他の加工食品と違って不要な添加物も使用していません。そういう意味では、鮮度の落ちた魚を買うより、よほど新鮮で栄養価も高いと言えるでしょう」(本書より)





 また、乾物もオススメ。かんぴょうや切り干し大根、高野豆腐、干ししいたけ、煮干し、たたみいわし、干しエビなど、天日で干してつくる乾物には栄養素が凝縮されており、天然の便利なインスタント食品として常備しておけば安心です。



 さらにダイエットとリバウンドを繰り返すと骨量が減り、免疫力が低下していくと言われていますが、低脂肪・高たんぱくの乾物は、骨の強化にも役立つのだといいます。



 ダイエットをするうえで大切なのは、できるだけ新鮮な自然の食べ物を偏りなく食べること。本書を参考に、体脂肪をお金に換えるダイエットはじめてみませんか?