中居(正広)くん、木村(拓哉)くんが先頭に立って、(稲垣)吾郎ちゃん、(草薙)剛くん、(香取)慎吾ちゃん、森(且行)くんとお互いに切磋琢磨しながら、すごく仲が良かった。オートレーサーに転身した森くんを含めて今も第一線でみんな頑張っているじゃないですか。これはすごいことですよ。関西の「STARTO ENTERTAINMENT」(旧ジャニーズ)の番組に年に1度出させていただいているんですけど、「SMAPは本当に真面目で努力していたよ」って伝えています。年下ですけど尊敬できる子たちですね。
吉田栄作さんの体を見てびっくり
――森脇さんは28歳の時に多忙な合間を縫って、プロボクシングのライセンスを取得しています。何かきっかけがあったんですか?
吉田栄作さんと「ギャッツビー」のCMで共演させていただいたときに、体を見てびっくりしたんです。メチャメチャ忙しいのにこんなに鍛えているのかと。すぐに自宅近くのボクシングジムを調べました。夜中の11時ごろまでやっていたので、「仕事が遅くて行けなかった」という言い訳ができない。ボクシングに行くことで、怪しい業界の人たちの飲みの誘いを断る理由になりました。生活が規則正しくなり、体つきが変わって。仲間もできましたし、芸能界以外の大切な場所ができました。趣味じゃなくて、プロのライセンスを取るまでやったのが良かったです。名刺代わりになりますしね。
――森脇さんと言えば、走るイメージも強いです。高校時代は強豪校の洛南高でインターハイに出場し、100 メートルで 11秒2をマークしました。芸能界で復活劇のきっかけとなった番組が、「オールスター感謝祭」(TBS系)の赤坂5丁目ミニマラソンでした。