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今日7日も、梅雨の晴れ間となる九州から関東では猛烈な暑さ。東海や関東は40℃近くまで気温が上がる所もあり、危険な暑さに。一方、東北を中心に前線周辺の発達した雨雲がかかり、大雨による土砂災害などに警戒を。

東海や関東 体温超えの暑さ

今日7日も、沖縄や九州から関東は広い範囲で晴れて、朝から気温がグングン上がっています。最高気温は35℃以上の猛暑日になる所が多く、静岡や谷、前橋で38℃、名古屋で37℃など、体温を超えるような暑さに。東海や関東の内陸を中心に、最高気温が40℃近くまで上がる所もあるでしょう。5日は、猛暑日地点が今年最多の162地点でしたが、今日7日はさらに増え、全国のアメダスで200地点を超える予想です。

沖縄や九州から関東の26都県で、熱中症警戒アラートが発表されています。こまめに水分をとり、エアコンを使って涼しくするなど、熱中症対策を万全にしてください。週末でお出かけを予定されている方も多いと思いますが、帽子や日傘を使ったり、日陰を歩いたりと、日差しを遮る工夫も必要です。

東北を中心に大雨

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前線や低気圧の影響を受けるのが、北陸や東北、北海道です。

北陸は、昼頃まで晴れ間が出て、厳しい暑さが続くでしょう。ただ、天気は下り坂で、夜遅くになると次第に雨の範囲が広がりそうです。東北は北部を中心に断続的に雨が降り、雷を伴って激しく降る所があるでしょう。北海道も広い範囲で雨が降り、南西部は昼頃まで局地的に激しい雨が降りそうです。

前線は、明日8日になるとやや南下し、北陸から東北付近に停滞するでしょう。北陸や東北では大雨になる所があり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意、警戒してください。

予想される24時間降水量は多い所で、明日8日午前6時までに東北日本海側で120ミリ、東北太平洋側で80ミリ、北陸で100ミリ。9日午前6時までは東北日本海側で100ミリ、東北太平洋側で50ミリ、北陸で120ミリとなっています。その後も前線や低気圧の影響で雨が続き、総雨量が増える可能性があります。雨雲レーダーなどで、最新の情報を確認してください。

熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

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熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。

②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。

④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。

⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

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