2006年、サヨナラ本塁打を放ちナインに迎えられる立浪

2人は共に天才型

「立浪監督、松井監督は共に天才型。もちろん努力も積み重ねてきましたが、常人ではできない打撃、守備を器用にこなしていた。これは現役時代だったら大きな武器ですが、指導者としては『なぜ選手たちはできないんだろう』と理解できないジレンマに陥りやすい。また、言語のチョイスが理論派というより感覚的に話すタイプなので、選手やメディアに意図がうまく伝わらなかったり、誤解されたりするケースがあります。自分の目指す野球を実現するためには、新井監督が絶大な信頼を置いている藤井彰人ヘッドコーチのように、選手との潤滑油になる有能な戦略家をつけた方がいいと思います」

 松井監督は休養でチームを離れたが、立浪監督は戦いが続く。「名選手、名監督にあらず」という格言を覆せるか。

(今川秀悟)

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