ふたりの対談場所は、『おひとりさまホテル』第1巻にも登場するオークラ東京。ホテルの顔でもあるロビーにて

まろ すごく独特ですよね!でもツインにひとりだと寂しいという人もいるから、いい活用法だなと思いました。ほかには何かありますか?

マキ 昔、部屋に飾ってある絵画の額の裏とかにお札が貼っていないかチェックしていました。

まろ !?

マキ 見つけちゃったことはないんですけど、見つけたいっていつも思っています。ゾクゾクするじゃないですか。前にどんな人が泊まっていたのか、どういうふうに過ごしたのかとか、想像するのが楽しい。

まろ 独特すぎます!日頃ストーリーを作っているマンガ家さんならではの視点ですね。

マキ まろちゃんがホテルに求めるものって何?

まろ 私は"景色を見るためのチェア"があるところが好きですね。マキ先生におすすめしてもらった「赤倉観光ホテル」は、窓の外に広がるゲレンデを眺めるのに絶好のポジションにシングルチェアがあって、感動しました!

マキ これはふたりに共通していることなんだけど、大きいデスクがあるのはポイント高いよね。「Ace Hotel Kyoto」のデスクは大きくて、仕事する用に作られている感じがいい。あの空間で仕事すると、気分爆上がりだよね(笑)。

まろ 確かに!スタンダードな部屋にもちゃんとあるのがすごいです。

マキ やっていることは家と同じなんけど、非日常空間だと全然気分が違うよね。

まろ "非日常"と言えば、海外はどうですか? 私は海外でひとりホテル、したいです!

マキ 私も!まろ もしかして『おひとりさまホテル』でも…登場したり?

マキ それはどうかな。ちょっと言えない(笑)。

まろ うわー、今後に期待ですね!

(構成 若宮早希/生活・文化編集部 写真映像部 上田泰世)

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