篠田麻里子

世間の風向きが好転したワケ

 スピリチュアルな習慣が奏功しているのか、精神面も安定してきたようだ。

 約1年前から「まりこの楽しい活動」を意味する「マリ活」というワードをSNSで用い、「Everything's gonna be alright(すべてうまくいく)」といったポジティブな言葉や、地球環境の問題についての投稿も増加。そんな篠田の考え方は多くのファンから共感を呼んでいるようだ。

 篠田について、芸能評論家の三杉武氏はこう振り返る。

「騒動前、篠田さんは21年に『ベストマザー賞』を受賞するなど、ママタレントとしても存在感を放っていました。アイドル時代から長身を生かして女性ファッション誌のモデルを務め、同性ファンが多かったことも追い風になっていたでしょう。それゆえ、一部で不倫疑惑が取り沙汰された際には、一気に激しい逆風に見舞われました。もっとも、最終的には円満離婚という形で決着はつきましたし、『離婚しない男』での迫真の演技は視聴者からも高い評価を受けました。逆風の中で、幼い子どもがいながらも必死に再起を目指し奮闘する姿には、『いろいろあったけどママとして頑張っているよね』と世間の風向きも好転した印象です」

 先輩の藤原紀香も一時はアンチが多くいたが、梨園の妻となってからはその評価が一変した。篠田の俳優人生もこれからが真骨頂だろう。

(小林保子)

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