
山崎育三郎とアンミカがMCを務める「今夜は大熱唱! 昭和の名曲 歌うランキングSHOW」(テレビ朝日・午後7時)が15日放送される。同番組は昨年から今年にかけて6本の特番が放送され、いずれも大好評だった“昭和の名曲”シリーズ。今回取り上げるのは「今すぐ歌いたい松田聖子ランキング」「今すぐ歌いたい沢田研二ランキング」など、歌手やジャンル、シチュエーション別の7つのテーマのランキングを紹介する。今回のテーマのひとつ「沢田研二」の過去の人気記事を振り返る。(「AERA dot.」2024年3月27日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)
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3月13日、東京・六本木のEXシアター六本木でライブツアー「瞳みのる&二十二世紀バンド LIVE2023-2024」の千秋楽公演を開催した瞳みのるさん。ゲストにザ・タイガース時代以来の盟友、沢田研二さんと森本タローさんを招いたバックバンド・二十二世紀バンドの結成10周年記念イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。瞳さんに、ともに音楽活動を続ける仲間や今後について聞いた。

――「二十二世紀バンド」は沢田研二さんの紹介で結成されたそうですね。
瞳みのるさん(以下、瞳):そうですね。沢田がメンバーを集めて、その過程でタローが中心となるJeffを推薦してくれたというのが正確です。その後、メンバーの変遷はあったけど、JeffとNELOはずっと一緒。他のメンバーたちもみんな長くなってきました。僕がでしゃばらなくても、希望を伝えれば意をくんでより良いものにしてくれます。彼らとはケンカひとつしたことがない。かけがえのない仲間だと思っています。
――「瞳みのる&二十二世紀バンド」は和気あいあいとしたステージが魅力。親子ほど年の離れたメンバーとうまくやっていく秘訣は?
瞳:なにか命令したり、強要したり、パワハラみたいな関係が生まれないよう意識しています。彼らはどう感じているかわからないけど(笑)。仲間としてやるからには同じ目線でやるべきだと思っているんです。教員時代も、生徒に対して「先生はね」と言うのがすごく嫌だった。長幼や教える側、教えられる側という関係はあるにしても、逆にこちらが教わることも多いわけだし、意識としては対等でなければと思っています。
