東京都心は朝から日差しが届いていますが、薄い雲がかかり、太陽の周りに白や虹色の輪がかかる「ハロ」が現れました。
東京都心の空に「ハロ」出現
今日29日は、東京都心は朝から日差しが届いていますが、薄い雲がかかり、太陽の周りに白や虹色の輪がかかる現象、「ハロ」が見られました。
関東地方は「ハロ」が現れやすい天気となっており、東京都心以外でも見られるかもしれません。
※空を見上げる際には、太陽を直視しないようにご注意ください。
関東のこのあとの天気
今日29日の関東は、午後は次第に雲が厚みを増していくでしょう。
ハロは「天気下り坂のサイン」とも言われており、関東北部では夕方から一部で雨、関東南部でも夜遅くなると雨の降る所がありそうです。日付の替わる頃からは雨エリアが拡大し、明日30日の午前中は広い範囲で雨が降るでしょう。
ハロとは?
太陽の周りに現れる、虹のような光の輪のことをハロや日暈(ひがさ)といいます。
ハロは、上層の薄い雲が現れたときに、太陽の回りに光の輪として現れます。この光の輪は、太陽の光が雲の中に含まれる氷の粒に当たり、屈折することにより発生します。
ハロが現れるときは、天気が下り坂のサインともいわれています。低気圧や前線が接近してくると、空の高い所から空気が湿ってきて薄い雲ができ、そこでハロ(日暈)が発生しやすくなるからです。
実はこの現象、太陽だけでなく月の周りでも発生します。夜に月が見えている時も、見つけてみてはいかがでしょうか。