天皇、皇后両陛下が主催する春の園遊会が4月23日、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれた。デビューを飾った愛子さまのさくら色の装いに加え、華やかな女性皇族の個々の装いは、誰しも目を奪われるほどの美しさだった。
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水色にさくら色、淡いオレンジに、レモン色――。都会の喧騒とはまるで別世界。静寂に包まれた緑地が広がる赤坂御用地に、女性皇族の華やかな装いが美しく映える。
園遊会では、皇后雅子さまや愛子さま、佳子さまら女性皇族の衣装にも注目が集まる。今回の装いも、皇族方の個性をうまく伝えていた。
雅子さまの水色は品のある落ち着きを、愛子さまのさくら色は、園遊会「デビュー」にぴったりの初々しさ、秋篠宮妃の紀子さまの淡いレモン色は穏やかさ、佳子さまのグラデーションのあるオレンジの衣装はエネルギッシュな明るさが、それぞれ体現されているようだった。
そして、寛仁親王妃の信子さまは、帽子の花飾りが印象的。日本美術の研究者であり、女性皇族では初めてとなる博士号を取得した三笠宮家の彬子さまは、控えめなグリーンに美しい刺繍飾りの入った装い。
高円宮妃の久子さまは堂々たるロイヤルブルー、長女の承子さまは個性的なグレーに差し色の入ったワンピースを、それぞれスタイリッシュに着こなしていた。
華やかな女性皇族の装いを、写真で紹介する。
(AERA dot.編集部・永井貴子)