大野綾さん(右)と岡村俊一さん(撮影/今村拓馬)

 AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2024年4月29日-5月6日合併号では、ワーキングペアレンツ転職サービスの運営に従事する大野綾さんと自動車メーカー勤務の岡村俊一さん夫婦について取り上げました。

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夫37歳、妻30歳で結婚、6歳、4歳の娘と4人暮らし。

【出会いは?】夫が従事していたWeb広告関連企画のプレゼンに妻が同席したことがきっかけ。その後、企画を通じて意気投合。

【結婚までの道のりは?】交際期間は1年4カ月。夫が海外駐在となり10カ月間の遠距離恋愛を経て結婚し、妻も北京へ。

【家事や家計の分担は?】特に役割分担は設けておらず、気づいた方が対応。家計は一緒。夫の口座に妻がその月の給料を振り込み、その口座からやり繰り。

妻 大野綾[39]XTalent株式会社/withwork事業部長

おおの・あや◆1984年、大阪府生まれ。2009年、東京芸術大学大学院修了。サイバーエージェントに入社後、夫の転勤で中国・北京へ同行し、現地日系企業で就業。帰国後、サイバー・バズに出戻り入社し、人材紹介事業立ち上げを経験後、XTalentへ参画し、ワーキングペアレンツ転職サービス「withwork」の運営に従事

 夫は私にとって「マメ」で「いい人」なんです。これは付き合っていたころの話ですが、私にはけっこうガサツなところがあって、洗濯用洗剤を適当に床に置いていたことがあるのですが、ちゃんと置く場所を作ってくれたり、そういう気遣いが自然にできる人です。暮らしていて備品が足りないということで困ったことがないんですよね。そういうところは結婚してからもずっと変わっていなくて、実は夫のことを家では「総務」って呼んでいます(笑)。

 はじめて出会ったときの第一印象は、「この人いいお父さんなんだろうな」でした。もちろん独身で子どももいなかったわけですが、何も事前情報を知らない状況で、そう思ったんです。結婚してその勘は間違いではなかったと思いました。夫とならどんな環境だったとしても、毎日がごきげんで暮らせます。家族みんなでしょうもないことに喜怒哀楽する毎日が楽しく、それぞれの個性が発揮されている最高のチームが作れていることが、幸せです。

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三島恵美子

三島恵美子

ニュース週刊誌「AERA」編集部で編集や記事執筆、書評欄などを担当。書籍の編集も多数経験。

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