メジャーで大成したという意味では上記の3人が当てはまるが、それ以外にもヤクルトで1989年に救援右腕として活躍したロン・デービスの息子アイク・デービスは一塁手として活躍。2008年のドラフト1巡目(全体18位)でメッツに指名されると、メジャーデビュー3年目の2012年に打率こそ.227と低かったが、ナ・リーグ5位タイの32本塁打を放つなど、通算7シーズンで496安打、81本塁打、291打点の成績を残した。

 それ以外にも元ロッテのマックス・ベナブルの息子ウィル・ベナブル外野手はパドレスなどで9年間プレーして通算707安打、81本塁打、307打点、135盗塁をマークしている。

 また、そこまで結果は残せなかったものの、メジャーの元本塁打王として1993年に巨人でプレーしたジェシー・バーフィールドの息子であるジョシュ・バーフィールド二塁手とジェレミー・バーフィールド外野手はともにメジャーリーグのドラフトで指名されている。弟ジェレミーはメジャーデビューはできなかったが、兄のジョシュはインディアンス(現ガーディアンズ)などで通算4年間プレーして267安打、16本塁打、112打点、35盗塁を記録した。

 メジャーデビューはならなかったが、元大洋、阪神のジム・パチョレックの息子ジョーイ・パチョレック三塁手(2007年、ブルワーズ15巡目)、元西武のトニー・フェルナンデスの息子ジョナサン・フェルナンデス二塁手(2009年、ブルージェイズ34巡目)、元中日のティム・アンローの息子ライリー・アンロー二塁手(2013年、レイズ2巡目)もドラフトで指名されプロの世界に入っている。

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