【深ヨミ】PSYCHIC FEVER、最新EPの初週地域別販売動向を過去ALと比較調査

 2024年4月10日公開のBillboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート“Top Albums Sales”(集計期間:2024年4月1日~4月7日)で22,582枚を売り上げて2位を記録したPSYCHIC FEVER from EXILE TRIBEの『PSYCHIC FILE II』。

 PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBEの2nd EPである本作は、初回生産限定盤2種を含む全3形態で4月3日にリリースされている。初回生産限定盤に付属するDVD/Blu-rayには2023年に開催した【PSYCHIC FEVER LIVE TOUR 2023 “P.C.F”】のライブ映像とドキュメント映像が収録されている。

 ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し『PSYCHIC FILE II』の販売動向を調査する。図1(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/136659/2)は『PSYCHIC FILE II』とPSYCHIC FEVERの過去アルバム(2023年5月リリースの1st EP『PSYCHIC FILE I』、そして2022年7月リリースの1stアルバム『P.C.F』)の実店舗での発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。また、一般的なアルバムの販売比率とも比較するため、2024年に入って発売された全てのアルバムの販売比率も“全アルバム”としてグラフに追加している。

 グラフを見てみると、『PSYCHIC FILE II』の販売比率は過去2作と大きく異ることがまず目に入る。関東の数値は共通して50%以上を占めており、近畿と中部も増減はあるものの大きな割合を占めていることから、大都市圏での購入行動は3作を通して比較的安定していることが窺える。その他の地域に関してはは作品ごとの差が大きく現れている。中でも、中国は13.4%→7.8%→0.02%、九州は0.4%→7.6%→13.7とそれぞれ比例するように変化しており、北海道の数値は3.3%→0.03%→5.7%と増減を繰り返している。

 また、全アルバムと比較すると、どの作品も共通して東北、甲信越、北陸、四国の数値が全体を大幅に下回っている。前述の大都市圏と違い、購入行動が安定していないその他の地方(北海道地方・東北地方・甲信越地方・北陸地方・中国地方・四国地方・九州地方)での認知度をどれだけ上げていけるかが今後の課題となるだろう。

 現在は大都市圏を中心に人気を獲得しているPSYCHIC FEVER from EXILE TRIBEだが、これから他の地方でも人気が上がって行けば更なる飛躍が見込めるだろう。彼らの今後の活躍に注視したい。