今日7日(日)は前線の影響で、沖縄は大気の状態が非常に不安定になっています。活発な雨雲や雷雲がかかり、激しい雨の降った所もあります。明日8日(月)にかけて局地的に激しい雨が降るでしょう。
沖縄で激しい雨を観測
今日7日(日)も南西諸島に前線が停滞し、沖縄付近では大気の状態が非常に不安定になっています。
沖縄には活発な雨雲や雷雲がかかっています。1時間に新石垣空港で37.5ミリ(5時21分まで)の激しい雨が降りました。また、下地島空港では26.0ミリ(9時48分まで)、西表島の大原で22.5ミリ(4時38分まで)、石垣市で22.0ミリ(4時55分まで)の土砂降りの雨となりました。
明日8日(月)まで大気の非常に不安定な状態が続く
明日8日(月)にかけて前線が南西諸島付近に停滞し、沖縄は大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。
沖縄本島地方と先島諸島では多い所で1時間に30ミリの激しい雨が降る見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
激しい雨とは?
激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上~50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。
激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。