世間からは見えない、愛子さまの「努力」について、陛下が口にしたことがある。
昨年2月の誕生日にあたって、陛下は記者会見に向けて準備する愛子さまの様子について、こう触れている。
「私たちも、会見に向けて一生懸命準備をする様子を目にしていましたので、無事に会見を終えることができ、安堵いたしました」
そこからは、娘を見守る「父親」としてのあたたかな思いを感じることができる。
4月から愛子さまの仕事と公務の両立生活がスタートした。入社式の日、初出社に向かう愛子さまに陛下と雅子さまは、こう声をかけたという。
「頑張って行ってらっしゃい」
ご両親からあふれるほどの愛情に包まれてきた愛子さまは、素敵な社会人として成年皇族として、さらに成長されるにちがいない。(AERA dot.編集部・永井貴子)