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ここ数日続いた北よりの風の影響で、オホーツク海沿岸では広い範囲で流氷が接岸しています。この先一週間における流氷の見頃を予想しました。

北風が続き、広く接岸

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オホーツク海上に広がる流氷は1月中旬ごろから北海道沿岸に近づき、網走では平年よりも3日早い1月19日に陸上から肉眼で流氷が初めて見える流氷初日、3日後の1月22日には流氷接岸初日(海上が流氷で覆われて船舶の航行できなくなる最初の日)となり、こちらは平年より13日も早い観測となりました。

その後流氷は接岸・離岸を繰り返していましたが、今月17日(日)に低気圧が北海道付近を発達しながら通過して以降、道内では北よりの風が吹きやすくなり、流氷はオホーツク海沿岸の広い範囲で再び接岸したようです。気象庁発表の北海道沿岸域における海氷情報によると、今日(22日)9時現在、北海道のオホーツク海側では紋別市から斜里町にかけての広い範囲で流氷が接岸し、また根室海峡に面する沿岸の一部でも接岸しており、宗谷海峡から日本海へも流出しているとのことです。

現在、沿岸では流氷が接岸し、また、オホーツク海に面するサロマ湖でも広く氷に覆われているようです。北見市常呂にある栄浦漁港では、写真の右下にある岸壁の車止めより奥に広がるサロマ湖上は広く結氷していました。流氷の影響でしょうか、網走では今月18日から昨日21日にかけて日最高気温が0度前後と平年より3度ほど低く経過しています。

今週末から週明けは流氷に大きな変化はなさそう 今月末は南風が強まる可能性も

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この先の予想天気図を見ると、明後日24日(日)には気圧の谷が通過し、翌25日(月)や26日(火)は北よりの風の吹きやすい気圧配置が予想されています。このためオホーツク海沿岸では引き続き広い範囲で接岸する可能性があり、流氷観光を楽しむことができそうです。

なお、27日(水)以降は南から張り出す高気圧や前線など気圧の谷の通過に伴い、南よりの風が強まる可能性があります。状況によってはオホーツク海沿岸の流氷は岸から離れる所もありそうです。強風によって流氷の動きが激しくなる恐れがあります。船舶関係は注意して下さい。