山田裕貴(C)朝日新聞社
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 16日放送の「新しいカギ」(フジテレビ・毎週土曜午後8時)は学校対決2時間SP! 人気企画の学校かくれんぼにゲストのひとり山田裕貴も参戦する。現在放送中の月9の「君が心をくれたから」に主演の山田裕貴だが、様々な作品で爪痕を残す、俳優としての魅力とは?(「AERA dot.」2021年9月1日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)

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 戸田恵梨香と永野芽郁がW主演を務める「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(日本テレビ系)に出演中の俳優・山田裕貴(30)。ドラマは警察官のリアルな日常を描くエンターテインメント作品。山田は、交番に異動してきた元エース刑事・藤聖子(戸田)の同期で捜査一係の刑事・源誠二(三浦翔平)の後輩刑事を演じている。出演者たちのテンポのいい演技やコメディーシーンなどがウケており、視聴率も好調だ。山田に対してもSNS上では「かわいい弟感がいい」「コメディーとても向いてると思う」など好意的な声が目立つ。

 その一方、7月より公開されている大ヒット映画「東京リベンジャーズ」では、ヤンキー組織「東京卍曾」の副総長・ドラケン役を演じている。こちらも「山田くんのドラケン最高にかっこいい」「ドラケンは山田裕貴さんに限る」と称賛の声であふれているのだ。脇役として登場することが多い山田だが、好青年からヤンキーまで、いまやどんな役を演じても視聴者の心をつかむ俳優と言えるだろう。

「2019年に放送された朝ドラ『なつぞら』(NHK)でヒロインの幼なじみ役を好演し、その名がお茶の間に浸透しましたが、バラエティー番組などでみせる素直な性格も好感を持たれています。昨年放送された『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)での動物保護施設のロケでは、人間を恐れている保護犬に同じ目線で『こんにちは。名前なんて言うんですか? 俺、山田裕貴!』とあいさつ。さらに、なでながら『俺は怖くないから』と話しかけると、犬も慣れ始めたんです。また、別のバラエティー番組では『絶対に赤いパンツしか履かない』と明かしていた山田。その理由が、テレビで千原ジュニアさんが『仕事の時は赤いパンツしか履きません』と話しているのを聞き、自分は毎日が勝負なので『毎日赤パンツを履こう』と決めたそうです」(テレビ情報誌の編集者)

 山田といえば、現在アラサーで役者としては遅咲きだが、そんな純粋さがあるところも人を惹きつける理由の一つだろう。

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「やると決めたことは死ぬまでやろう」