リンジー・スターリング、物事の二元性をテーマにしたニューAL『ドゥアリティ』から新曲を公開

 ポップ・バイオリニスト、リンジー・スターリングが7枚目となるスタジオ・アルバム『ドゥアリティ』を2024年6月14日にリリースすることを発表した。アルバムの発表と同時に、最新シングル「Eye Of The Untold Her」のMVが公開されている。

 新曲「Eye Of The Untold Her」はリンジーと今までもコラボしてきたミュージシャン/ソングライター/プロデューサーのマコ(ビデオゲーム大手のライオット・ゲームズから多くのトップセラー作品を共同プロデュースした経歴を持つ)がプロデュースし、スティーブ・マッツァロ(映画音楽アーティスト、ハンス・ジマーとの共作でも知られる音楽プロデューサー)との共作だ。たゆたうようなピアノとソウルフルなヴァイオリンのアレンジで始まるこの曲は、やがて脈打つような熱狂へとエスカレートし、爆発的で荒々しいカタルシスをもたらすコーラスへと突入する。

 リンジーは新曲について、「もし私たちが皆、自分の潜在能力をフルに発揮できたら。自分自身を驚かせることができるでしょう。でも、私たちは失望や一瞬の失敗、他人の意見に惑わされてしまいます。私たちは皆、頭で理解できることや外部からの情報だけでなく、自分の本当の道がどこにあるかを教えてくれる内なる目を持っている。内なる目で見ることで、私たちは最も豊かな人生を見つけることができるのです」と語っている。

 「Eye of the Untold Her」のミュージック・ビデオは、長年にわたって進化してきた彼女のペルソナや万華鏡の様に移り変わる独特なビジュアル・センスを捉えている。

 グレアム・ミューロン(サーティー・セカンズ・トゥ・マーズ、スクリレックス)、ラッキー・ウェスト(ウォーク・ザ・ムーン、ドリーマーズ)といったプロデューサー/共作者と共に制作された『ドゥアリティ』は、リンジーの洗練された音楽性と、深く表現力豊かなメロディーを作り上げる才能を示す12曲を収録している。

 アルバムの前半では、ケルト音楽や彼女が影響を受けた壮大で精巧なサウンドが中心であるのに対し、後半は、大胆にも独創的なポップを聴かせている。米ビルボード・ダンス/エレクトロニック・アルバム・チャートで1位を獲得した2019年の『アルテミス』など、ハイ・コンセプトのアルバムを発表してきた想像力豊かなソングライターであるリンジーは、直感と真理に関する複雑な問いを探求することで、それぞれのサウンド設定を見事に使いこなしている。

 「アルバム・タイトルの“ドゥアリティ”は、私がしばしば経験する内面の葛藤を反映していて、私の心に深く響いています。大胆不敵で自信に満ちていると感じる瞬間がある一方で、自信喪失が忍び寄り、自分の価値に疑問を抱く時もあります。自分の運命を切り開こうと、自分の行動に固執することもあれば、人生の流れに身を委ねることもあります。私たちは毎日、二元性の内的な戦いを繰り広げています。私たちは、どの面を育て、どの面を解放し、許すべきか、そしてどの面が自分の魂に由来するものなのか、それとも押し付けられたものなのかを見極めようと努力しています。このコンセプトを実現するために、私はアルバムの各面に2つの異なるスタイルの音楽を用意しました。というのも、私たちの内なる葛藤の核心には、お金や法律、社会のヒエラルキーといった構成要素に束縛された死すべき世界で、無限の可能性を秘めた人間として生きているという魅惑的なパラドックスがあると思います」とリンジーはニュー・アルバムについてコメントしている。


◎リリース情報
アルバム『ドゥアリティ』
2024/6/14 RELEASE
https://found.ee/hLRV5S

Photo: Ashley Osborn