関西も春の香りがする日が増えて、早咲きの桜が見頃を迎えつつあります。そうなってくると、早くお花見に行きたくてソワソワしている人もいるはずです。ただ、関西ではまだ寒桜がそれほど多くないので、どこに行けばこの時期にお花見ができるのかわからないという人もいますよね。

ここではそのような人のために、関西で3月中旬に見頃を迎える桜スポットを4つご紹介します。定番のスポットもあれば、意外な穴場スポットもありますので、まだどこの桜を見るか決まっていないという人はぜひ参考にしてください。

早咲きの桜を見られる関西の桜スポットをご紹介します
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早咲きの桜を見られる関西の桜スポットをご紹介します


河津桜が京都に春の訪れを告げる「淀水路」

京都の淀水路には約200本の河津桜が植えられており、京都としては珍しく2月から花見を楽しむことができます。場所によっては菜の花も咲くということで、ピンクと黄色の春らしいコントラストを見られるというのも淀水路の魅力のひとつです。

さらにメジロがやってくるということもあり、休日には多くの花見客でにぎわうスポットとなっています。嬉しいことに3月末になっても桜が咲いており、いつでも満開の河津桜を満喫できます。とはいえ今年は暖冬の影響もあり、早いタイミングで散ってしまう可能性があるのでご注意ください。

京都府の桜開花・満開情報 2024

住所:京都府京都市伏見区淀新町
最寄り駅:京阪本線淀駅
入場料:無料
Facebook:桜舞う淀物語

ピンクと黄色のコントラストを楽しめます

ピンクと黄色のコントラストを楽しめます


お花見&BBQに対応「花博記念公園鶴見緑地」

1990年に開催された「国際花と緑の博覧会」の会場だったこともあり、鶴見緑地は今でも季節の花々が出迎えてくれます。敷地内で咲く桜の多くはソメイヨシノですので本格的な見頃を迎えるのは3月下旬からですが、河津桜もあちこちに植えられており、2月下旬から花見客でにぎわいます。

鶴見緑地をおすすめする最大の理由は、BBQを楽しみながらお花見ができることにあります。飲酒禁止とするお花見スポットが増えつつありますが、鶴見緑地なら春の宴を満喫できます。もちろん桜以外の花も咲いており、散策するだけでも楽しめます。

大阪府の桜開花・満開情報 2024

住所:大阪府大阪市鶴見区緑地公園2-163
最寄り駅:鶴見緑地駅
入園料:無料
HP:https://www.tsurumi-ryokuchi.jp/

鶴見緑地ではBBQを楽しみながらお花見できます

鶴見緑地ではBBQを楽しみながらお花見できます


遊具があるから子どもも楽しめる「住之江公園」

住之江公園では2月上旬から4月上旬まで、寒緋桜や大島桜、ソメイヨシノなどが順々に咲いていくため、いつでも満開の桜を見ることができます。さらにはフリマやライブなどのイベントも開催され、住炭BBQ広場では花見をしながらBBQも楽しめます。

また、児童広場などもあるので、小さなお子さんがいても長時間楽しめるというのも、住之江公園が人気スポットとなっている理由のひとつです。ただし土日は人が多いため、落ち着いて桜を愛でる余裕がないかもしれません。ゆっくり過ごしたいなら平日もしくは休日の午前中がおすすめです。

大阪府の桜開花・満開情報 2024

住所:大阪府大阪市住之江区南加賀屋1-1-117
最寄り駅:住之江公園駅
入園料:無料
HP:https://www.toshi-kouen.jp/staticpages/index.php/suminoe_top

イベントも多く大人から子どもまで楽しく過ごせます

イベントも多く大人から子どもまで楽しく過ごせます


約120本の河津桜が公園を春色に染める「淡路島国営明石海峡公園」

明石海峡公園は淡路島に位置する公園で、約120本もの河津桜が来園者を迎えてくれます。河津桜の見頃は3月中旬までとなっていますが、ちょうどその頃から、ミモザやチューリップなども見頃を迎え、園内が春の色でいっぱいになります。

また、園内には大型複合遊具「夢っこランド」などもあり、お子さんも飽きることなく楽しめます。とにかく広い公園で、しかも淡路島という立地ということもあり、できれば週末に1泊2日で訪れて、早咲きの桜も含めてゆっくりと楽しむのがおすすめです。

兵庫県の桜開花・満開情報 2024

住所:兵庫県淡路市夢舞台8-10
最寄り駅:舞子駅(バスで約15分)
入園料:一般450円 65歳以上210円 中学生以下無料
HP:https://awaji-kaikyopark.jp/

早咲きの桜だけでなく、たくさんの花が春の訪れを告げてくれます

早咲きの桜だけでなく、たくさんの花が春の訪れを告げてくれます