山本舞香(写真:2018 TIFF/アフロ)

表裏がなくて気持ちの良い子

「オリエンタルラジオの藤森慎吾が山本について、『好みに合わないとき露骨にテンションが下がる。(だけど)裏表がなくて気持ちの良い子』と、以前にバラエティー番組で称賛していたこともあります。こうした性格は、夫の不倫騒動があったものの離婚をせず、2児の子育てに励む佐々木希と通ずるものも感じます。2人とも同じヤンキー気質ですし、肝が据わったところなども似ていると思います」(放送作家)

 芸能評論家の三杉武氏は女優としての山本についてこう評価する。

「山本さんといえば、2018年の映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』でのギャルっぽい女子高生役や『今日から俺は!! 劇場版』での正義感の強い女番長役、ドラマ『チア☆ダン』での路上でダンスに励む不登校気味の女子高生役などクールな役が多い一方、ドラマ『南くんの恋人~my little lover』ではキュートな女性も好演しています。印象に残っている出演作はドラマ『死にたい夜にかぎって』。女性に対してトラウマを抱える不器用な主人公とネットで知り合い恋に落ち、6年もの同棲生活をおくりながら、変態に唾液を売って生活していたヒロインという難役を熱演しています。私生活も注目を集めていますが、恋愛や結婚が仕事面でマイナスに作用するタイプの女優ではありませんし、ビジュアルだけでなく演技に関しても業界内での評価は高く、今後もさらに活躍の場を広げていきそうです」

 気の強さから“生意気そう”と先入観で見られることはあるが、人間的な魅力にあふれている山本。その一本気な性格は、幅広い層から支持されそうだ。

(丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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