5連休の人のシルバーウィークは終わってしまいましたが、27日(日)までの長期連休の人にとっては後半戦突入ですね。
遠出や外出を予定されている方にとって台風の進路が気になるところですが、今回は10月10日の「東京十社巡りの日」に先駆け、十社巡りの魅力をお伝えします!
「東京十社」とは、都心のヒーリング&パワースポットとして知られる10の格式ある神社。
空が澄み渡ったら心地好い秋風を感じながら、東京観光を楽しみつつ、東京十社を参拝して開運パワーを高めてみませんか。

江戸総鎮守の神社として都内を代表する古社・神田神社(神田明神)
江戸総鎮守の神社として都内を代表する古社・神田神社(神田明神)
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皇居と首都を守る、格式ある10の古社

「東京十社」とは、東京の鎮護と住民の安泰を祈る、都内を代表する10社(下記参照)であり、東京(かつての江戸)の中心に位置する皇居をとり囲む形で配されています。
「東京十社」が定められた背景には、どのような事情があったのでしょうか。
実は、1868(明治元)年に勅祭社として定められた氷川神社に次ぐ准勅祭社として定められた12社をもとに、昭和天皇即位50年を奉祝して1975年に選定されたものが「東京十社」なのです。
勅祭社とは、祭祀の際に天皇の命により勅使が派遣される格式のある神社のことであり、准勅祭社は、同様に勅使が派遣される勅祭社に次ぐ重要な神社。
つまり、首都となった東京の守護として皇室から格付けされた10社が現在の「東京十社」であり、それゆえに非常に格式高い神社であるといえます。

伝統と最先端が同居。境内からスカイツリーを望む亀戸天神
伝統と最先端が同居。境内からスカイツリーを望む亀戸天神

10社を一巡し、御朱印と絵馬をコンプリートさせよう!

「10」にちなみ、来たる10月10日は「十社巡りの日」です。
「東京十社巡り」の達人によると、一日ですべての神社をまわることは十分に可能とのことですが、とはいえかなり駆け足になることは避けられないでしょう。
そこで、初めての人におすすめのプランは、10月の好天日に「東京十社巡り」をスタートさせて(焦らず、何回かに分けるのも○)、10月10日の「十社巡りの日」の日にコンプリートさせるというもの。
さらに、「東京十社巡り」をより満喫しむために欠かせない2つのポイントもチェック!
❏御朱印帳/東京十社巡り専用の御朱印帳(1500円)を持って、各神社で御朱印をいただこう。
❏ミニ絵馬/各神社では異なるデザインのミニ絵馬(300円)も販売されているので、専用絵馬掛け(1500円)に十社分を集め、祈願を成就させよう。
スタンプラリー方式で10社分の御朱印帳&絵馬を集めれば、高い達成感を感じられでしょうし、いずれも格式ある神社から授与されるものなので、お守りと同じように御利益があるのもうれしい限り。
何より、都市の喧騒を逃れた癒しスポット「東京十社」をすべて巡った人のなかには、「一社ごとに脳や細胞が活性化するような感覚があり、カラダ中にパワーがわいてきた」という報告もあるので、「散歩がてら気楽にチャレンジしてみようかな」という人にも、うれしい効果がありそうですね。

一社巡るごとに、御朱印をいただこう!
一社巡るごとに、御朱印をいただこう!
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