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北海道付近では、日本海側を中心に明日午前にかけて風雪が強く、交通障害などの発生する恐れがあります。気象状況の変化などに十分注意してください。

冬型の気圧配置が強まる 上空には真冬の時期並みの寒気が居座る

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今日(4日)の北海道付近は冬型の気圧配置が強まり、日本海側では広く雪が降っています。道北の宗谷岬では昼前の11時34分に北西の風が24.7m/sの最大瞬間風速を観測するなど風が強まっており、ぶぶいている所もあります。昨日(3日)は利尻山で発生したなだれによる事故や、今朝には函館市内の路面電車が雪により脱線するなど、道内では雪に関連した事故が発生しています。

北海道付近の冬型の気圧配置は明日午前にかけて続く見込みです。日本海側や太平洋側西部では断続的に雪が降り、沿岸を中心に西よりの強い風を伴って、ふぶく所があるでしょう。急にホワイトアウト状態になったり、吹きだまりなどによる交通障害の発生する恐れがありますので、車の運転の際には注意してください。

なお、この冬型の気圧配置は明日午後には緩み、明後日(6日)には、日本海側の風や雪もしだいにおさまると予想されます。