ジュリア・ホルター、ジブリ映画からヒントを得た新曲「Evening Mood」公開
この記事の写真をすべて見る

 ジュリア・ホルターが、2024年3月22日にリリースするニュー・アルバム『Something in the Room She Moves』より、新曲「Evening Mood」を公開した。「Spinning」と「Sun Girl」に続く3曲目の先行曲となる。

 デヴ・ホフが奏でるフレットレス・ベースのベースラインとベス・グッドフェローの鼓動のようなドラムによるリズム・セクションに大胆なフィルターをかけ、その上をジュリアの煌めくような歌声、クリス・スピードのクラリネット、タシ・ワダによる鮮やかなプロフェット・パッドがおよび回る。この“水中”のようなプロダクション・スタイルは、彼女の娘が大好きだった、スタジオジブリの映画『崖の上のポニョ』からヒントを得たものだという。

 「生き物の変幻自在さがインスピレーションになってる。そして、その変幻自在さが私たちの愛の能力とどのように作用するということに。すべてを液体のように表現したかった。まるで体の中にいるようなサウンドにしたかったの」とジュリアは語っている。

 アルバムの国内流通仕様盤CDには解説書が封入され、LPは通常盤(ブラック・ヴァイナル)に加え、限定盤(レッド・ヴァイナル)の2形態で発売される。

◎リリース情報
アルバム『Something in the Room She Moves』
2024/3/22 RELEASE

Photo: Camille Blake