写真・図版(2枚目)| 【乳がんの放射線治療】患者数が多い全国トップ15病院 寡分割照射で治療期間が短縮

 近年は心臓に持病があるなどリスクが高い人に「深呼気息止め法(DIBH)」を導入する病院が増えている。大きく息を吸いこみ止めた状態で照射する方法で、心臓の前にある肺が膨らんで心臓と乳房の距離が広がり、心臓にかかる線量を減らすことができるという。

 「日本人女性は欧米人ほど心疾患のリスクは高くありませんが、安心感につながっているのではないでしょうか」

(取材・文/谷わこ)

※週刊朝日ムック『手術数でわかるいい病院2024』より

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