あのちゃん
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 人気漫画「推しの子」の実写化ドラマで人気YouTuber「MEMちょ」役に抜擢されたあのちゃんこと「あの(ano)」。個性的なファッションと、ゆったりした口調で毒舌を繰り出すクセ強なキャラクターでZ世代の若者を中心に人気を集め、昨年末には紅白歌合戦にもアーティストとして初出演。2023年最も話題になったタレントの一人となった。

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「『ゆるめるモ!』というグループで活動していたアイドル時代からカリスマ的な人気を誇り、地下アイドル界でも伝説的な存在でした。アイドル時代のメンバーカラーは水色で、現在飲食物などにも広がりをみせている『水色界隈』というファッションムーブメントの火付け役になったとも言われています。『水曜日のダウンタウン』出演をきっかけに地上波バラエティーでの出演が増え、現在では冠番組を複数持つほどの人気者。インスタグラムやXのフォロワーはそれぞれ100万人を超え、SNS上でも絶大な影響力を持っています」(週刊誌の芸能担当記者)

 そんなあのちゃんが最近、満を持してYouTubeチャンネル「あのちゅーる」を開設した。はやくも登録者数20.5万人(2月22日時点)と破竹の勢いだが、独特の口調と内容で展開される動画は自身が撮影・編集しているという。今後もスタッフがかかわる予定はないと宣言しており、YouTubeでどんな才能を見せてくれるのか注目を集めている。

「バラエティータレントやミュージシャンとしての活躍が目立つあのちゃんですが、昨年は映画『鯨の骨』で初主演も果たしています。社会派の作品で、孤独な人々を引き寄せるミステリアスな女子高生アイドル役を立派に演じていました。また昨年、『お願い!ランキング presentsそだてれび』という番組で一人芝居のホラーのショートドラマを演じたのですが、おびえた表情や狂気の演技がSNSでも高評価でした。業界内でも彼女を役者として起用したいという声は多く、女優としてもかなり有望視されています」(民放ドラマ制作スタッフ)

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雛里美和

雛里美和

ライター。新宿・十二社生まれの氷河期世代。語学系出版社から邦ロックシーンを牽引するライブエージェント(イベンター)を経て、独立。教育からエンタメまで幅広い分野で活動する。

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