メイン画像
この記事の写真をすべて見る

あす24日(土)は天気が回復し、花粉の飛ぶ量が多くなるため対策が必要となるでしょう。週明け以降は、四国から東北でも、次第に花粉の量が多くなって飛散のピークを迎えそうです。

明日24日 天気回復で花粉飛散 対策をしっかりと

明日24日(土)は、日本付近は大陸から張り出す高気圧に覆われるため、太平洋側を中心に晴れる見込みです。東日本・西日本の太平洋側で寒さがいくらか緩む所が多く、花粉が飛びそうです。

福岡や鹿児島では「非常に多い」予想で、しっかりとした対策が必要となるでしょう。
広島や高知、それに大阪、名古屋、東京でも「やや多い」予想となっています。雨や雪のあとは花粉の飛散が多くなりますので、これらの地域でも対策する必要がありそうです。
金沢や仙台などでは少ない予想ですが、花粉に敏感な方は対策をした方が良さそうです。

週明け 四国~東北も花粉の飛散が多くなる

画像B

25日(日)は東日本から西日本を中心に雨の降る所が多く、四国から東北かけては、花粉の飛ぶ量は抑えられる所が多い見込みです。
ただ、26日(月)以降は花粉の飛散が多くなり、四国から東北では「やや多い」または「多い」所が多くなりそうです。2月下旬から3月上旬にかけて、四国から東北でもスギ花粉の飛散がピークを迎える予想です。しっかりとした花粉対策が必要になるでしょう。

一方、すでにピークを迎えているとみられる九州では「多い」「非常に多い」が続く見通しです。

外出時の花粉対策

画像C

花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

①メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

②マスク
感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。