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今日19日(月)は北海道や東北で2月としては記録的な高温に。2月の最も高い最高気温を更新した所は午後2時の時点で207地点にのぼっています。秋田市では最高気温が20.1℃と、2月に初めて20℃を超えました。ただ、あすは一転、気温が急降下。秋田市の予想最高気温は6℃と、今日との気温差が大きくなるでしょう。

北海道や東北で2月としては異例の高温

今日19日(月)は、北日本の上空には5月並みの暖かい空気が流れ込んでいます。
午前中を中心に日差しの届いた北海道や東北で最高気温が平年より15℃前後高く、多くの所で2月としては記録的な高温となっています。

午後2時までに、2月としては最も高い最高気温を更新した所は計207地点(タイ記録を含む)で、旭川市13.8℃、札幌市11.7℃、函館市16.0℃、青森市19.4℃、盛岡市16.3℃、山形市18.6℃と、いずれも2月としては異例の高温に。秋田市では20.1℃と、140年余りある観測のなかで、2月に初めて20℃を超えました。

仙台では平年より10日早く梅開花

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この2月とは思えない暖かさにより、仙台市では平年より10日早く梅の花が咲きました。2月中の開花は2017年以来7年ぶりで、福島より早く咲いたのも、2017年以来7年ぶりのこととなります。

また、今日は新潟市でも梅の開花が観測されています(平年より20日早い)。

明日20日(火)の明け方にかけても気温の高い状態が続くため、雪の多く積もっている所では雪解けが進むでしょう。

融雪災害に注意

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暖かくなることで心配されるのが、融雪による災害です。積雪が多く残る所では、気温の上昇や雨により雪解けが進むことで、次の3つの災害が発生する恐れがあります。

① 雪解けによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。

② 雪解けにより大量の水分が地面に浸み込むことで地盤が緩み、「土砂災害」が発生することがあります。山間部や急な傾斜地では、特に注意が必要です。

③ 雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。大雪のあとの雨は、たとえ大雨でなくても、道路の冠水に十分ご注意ください。

このほか屋根からの落雪も多くなるため、屋根の上の雪下ろしや軒先で作業する際は注意が必要です。

明日20日(火)は気温急降下 激しい寒暖差に注意

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明日20日(火)は一転、北海道の上空に真冬並みの寒気が流れ込み、冷たい空気に入れ替わります。北海道や東北、北陸では今日との気温の差が大きくなるでしょう。
予想最高気温は、札幌市0℃、函館市2℃、青森市3℃、秋田市6℃と、今日より10℃以上低くなる所もありそうです。
気温の急激な変化で体調を崩さないよう、お気をつけください。