女性宅のキッチン。これでは料理をする気が起きないですね/Before
女性宅のキッチン。これでは料理をする気が起きないですね/Before
いまは、家族のことを思いながら料理ができる空間になりました/After
いまは、家族のことを思いながら料理ができる空間になりました/After
西崎彩智(にしざき・さち)/1967年生まれ。お片づけ習慣化コンサルタント、Homeport 代表取締役。ラジオ大阪「西崎彩智の家庭力アッププロジェクト」(第1・3土曜日夕方)が2021年5月1日からスタート。フジテレビ「ノンストップ」などのメディアにも出演
西崎彩智(にしざき・さち)/1967年生まれ。お片づけ習慣化コンサルタント、Homeport 代表取締役。ラジオ大阪「西崎彩智の家庭力アッププロジェクト」(第1・3土曜日夕方)が2021年5月1日からスタート。フジテレビ「ノンストップ」などのメディアにも出演

 立春を過ぎ、少しずつ春の兆しが見えてきた今日このごろ。片づけ、習慣化できていますか? AERAオンライン限定連載から2021年5月17日に配信した記事を再掲します(年齢、肩書は当時)。

【見違えるほどキレイになったAfterの写真はこちら】

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 5000件に及ぶ片づけ相談の経験と心理学をもとに作り上げたオリジナルメソッドで、汚部屋に悩む女性たちの「片づけの習慣化」をサポートする西崎彩智(にしざき・さち)さん。募集のたびに満員御礼の講座「家庭力アッププロジェクト®」を主宰する彼女が、片づけられない女性たちのヨモヤマ話や奮闘記を交えながら、リバウンドしない片づけの考え方をお伝えします。

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case1. 決断を後回しして後悔したことからスタートした女性の場合
40代/東京都在住/夫+子ども3人/銀行勤務

 45日間で家の片づけをやりきっていただく家庭力アッププロジェクトでは、事前説明会を開き、プロジェクトの目的やプログラムなどをお伝えしています。そこでは必ず「未来の自分への無駄な期待は捨てましょう」というお話をしています。「片づけって『いつかやろう』『私ならいつかできる』って後回しにしてしまうのだけど、その“いつか”は来ないんです!」と言うと皆さん苦笑い。そしてストンと腑に落ちたような表情をされます。

 一昨年の説明会に3人のお子さんのママだという女性が参加されました。この女性は説明会に参加してやる気になったので、自分自身の力で片づけようと思い立ち、家庭力アッププロジェクトへの参加を見合わせました。でも、やる気が続いたのは3日間。改めて説明会に参加するためプロジェクトに問い合わせてくれたのですが、結局予定が合わず、やはり断念しました。

 1カ月半後。この女性はFacebookでつながっていた私の投稿をタイムラインで発見。写真には、説明会で一緒だった人たちが家の中を片づけ、晴れやかな表情で笑っていました。

 自分の部屋に目をやると、前よりひどい状態……。彼女は片づけを先延ばしにした自分を激しく後悔したそうです。

 自分でやってみて片づけの大変さに気づいたこの女性。ある程度の知識はあり、頭でわかっているのに「行動の壁」が超えられない。片づかないまま新年を迎え「もう、この状態で2020年を過ごしたくない」と年明け早々のプロジェクトへの参加を、なんとスタートの2日前に決めました。

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西崎彩智

西崎彩智

西崎彩智(にしざき・さち)/1967年生まれ。お片づけ習慣化コンサルタント、Homeport 代表取締役。片づけ・自分の人生・家族間コミュニケーションを軸に、ママたちが自分らしくご機嫌な毎日を送るための「家庭力アッププロジェクト?」や、子どもたちが片づけを通して”生きる力”を養える「親子deお片づけ」を主宰。NHKカルチャー講師。「片づけを教育に」と学校、塾等で講演・授業を展開中。テレビ、ラジオ出演ほか、メディア掲載多数。

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