――目指すは重版?

ヒコロヒー 刷ってもらった分は、全部売りたいなと思います。まずは売り切りたいです。

――締め切りを気にして執筆していたと仰っていましたが

ヒコロヒー 書くのは、何時間もかかるようなことはあまりなくて。現場から現場への移動中とか、空き時間とかに書くことが多かったです。ただ、実際に1冊の本になるという時に、校閲部の方とゲラのチェックをするんですが、それがものすごく大変でしたね。

印税の使い道は……

――印税の使い道などは、決めていますか。

ヒコロヒー 印税の使い道……えっ、使い道?それ聞く? (リポーターに向かって)嫌らしい男だね。そうね、どうしようかな。

 編集者の方も、編集部の方も、事務所のスタッフも本当にいろんな方にお世話になりながら、そして、リアクションをしてくれていた読者という存在の人たちがいたので、やってこられました。その人たちに美味いものでも食べてもらえたらなっていう感じですかね。

女性だけでなく、ヒコロヒーさんのファンは男性も多い。1人1人、談笑しながら丁寧にサイン本を渡す

――ヒコロヒーさんの最近の恋愛話はいかがでしょうか

ヒコロヒー 誰が興味あるんですか、わしの最近の恋愛話に……。まぁ、惚れた腫れたじゃないですけど、2月に入りバレンタインが近いということで。先輩方がスタッフさんや共演者さんに、小っちゃいお菓子を配ったりしていて、今まで、そういうのをもらっても「わざわざこんな小っちゃいお菓子を……なんなんだろう」と思っていたんですよ。

 でも、去年のバレンタインデーに、いつものように共演者の方から、小っちゃいお菓子をもらった時に、なんとなくこちらも心境の変化というか。「あっ、こんなんくれんねや、ただのバレンタインなのに」って、少し心が動いたんですよ。なので今年は、共演者や全番組のスタッフ、レギュラー番組のスタッフの方々に、ちょっと魚でも焼いて一口ずつ渡そうかな。

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