【ゲッターズ飯田が教える】占いが「当たる」ことよりも、大切なこと

他人がいるおかげで、あなたも生きられる

　たとえば、「気難しい」と思っていた人が、占ってみると「非常に礼儀正しくて几帳面」だったというケースがあります。

「自分の態度が雑だったのかも」と気づいたら、ていねいに挨拶してみましょう。それだけで相手の態度が変わることがあります。

　まずは自分から相手の欲望を受け入れることが大切です。

　理屈っぽい相手なら、しっかり論理立てて説明してみる。陽気な人なら楽しい話をたくさんしてみる。おだてに弱い人ならドンドンほめてみる。損得勘定をする人なら、得する情報を話してみる……。

　自分と相手のタイプが違う場合、「相手の欲望を受け入れる」のは、あなたの「持っていない欲」を鍛えることでもあります。

　じつは、「合わない相手」からは、あなたの「持っていない欲」を見せられているのです。「苦手な人」「嫌いな人」の正体はこれです。

　誰しも、人と関わらなくては生きてはいけません。他人がいるおかげで、あなたも生きられるのです。

　自分の性質を理解したら、自分をやさしく受け入れてください。それができたら、他人を占い、同じように他人をやさしく受け入れてみてください。

　人との争いが減り、人を許せるようになり、ちょっとおおげさですが、世界平和にもつながると、僕は信じています。

　人生の地図として、悩みをなくす道具として占いを使い倒して、笑顔になってもらえることを願っています。

※『ゲッターズ飯田の「五星三心占い」新・決定版』より

暮らしとモノ班 for promotion

2024年の『このミス』大賞作品は？あの映像化人気シリーズも受賞作品って知ってた？