「芸能界最強占い師」として知られ、25年間で7万人以上を無償で占い続け、新刊『ゲッターズ飯田の五星三心(ごせいさんしん)占い2024』も話題のゲッターズ飯田さん。
【写真】ボロボロになるまで…ゲッターズ飯田さんが外した「赤い仮面」
人は、他の人とまったく関わりをもたないで生きていくことはできませんが、信じる・信じないは別にして、「占い」をうまく使い、自分や他人がどんな矛盾を抱えているかを知れば、上手な人付き合いができるようになるといいます(朝日新聞出版刊『ゲッターズ飯田の「五星三心占い」新・決定版』から一部抜粋・再編集)。
人は矛盾した部分をもっているもの
僕は25年以上も占いを続けていますが、当たっている、外れている、だけで終わらせず、人には「こういう面がある」と知って、「自分はどうしたらいいのか」「相手は何を求めているのか」をじっくり考えてみることが大事だと繰り返し伝えています。
それこそが、「占いを使う」ということだからです。
7万人以上を占ってきて感じているのは、「几帳面な性格」なのに「整理整頓は苦手」とか、「頑張り屋」なのに「サボり癖がある」など、一見、矛盾した部分をもっている人が多いこと。
そして、それを自分でも理解できていないために、感情をコントロールできずモヤモヤしてしまう人もたくさんいます。
また、家族、恋人、上司・部下などの矛盾した面を見て、信頼できなくなってしまい、思い悩む人もいます。しかし、占いを通して、「そもそも人には矛盾がありえる」という点に気づけるようになれば、悩みは減っていくはずです。
大切なのは、己がどんな性質をもっているかを知ること。
己を理解しないまま人生を突っ走るより、どんな運命を背負って生きているのか、どう変わっていくのかを、占いという視点からでも理解しておけば、慌てずに済むでしょう。