3人で頑張って掃除してゴミ袋は100袋以上にもなった。さすがに、この量は「ボクらでは処理できない」となって、結局業者を呼ぶはめに。トラックも一往復では運べず、二往復もしてもらって、最終的に業者から請求された金額は50万円にものぼった。母親と妹、そして管理人さんには、ほんと申し訳ないことをしたね、ごめんなさい。さすがに放置しすぎたなと反省しているよ。
部屋が散らかってしまう原因は、掃除の仕方が分からないっていうのがいちばん大きいと思うけど、物を全然捨てられない性格っていうのもかなり影響していると思う。
洋服や漫画やゲームなど、なんでもそうだと思うけど、それぞれに思い出ってあるからね。「このゲームを初めてクリアした時うれしかったな」とか「思春期にこの漫画のこの場面で感動したな」とか、そういうのを振り返ると、なかなか捨てられないんだ。それに、ものを大切にするっていうことは絶対悪いことではないからね。さすがに限度があるだろうけど(笑)。
まあ、でも改めて思うのは、今、こうして掃除の計画をたててくれるたかみなのような存在がいるのは、ほんとありがたい。きっと、たかみながいなかったら、今でも短大時代の時のような部屋になっていた可能性は十分にあるからね。
たかみなー、また部屋が汚れたらよろしくお願いします!もちろん、ボクも手伝うからー。ただ、今度はもう少しボクの「捨てないで」のリクエストも聞いてほしいしん。
(構成/AERA dot.編集部・岡本直也)