交際も結婚も否定はされない
「旧ジャニーズ事務所はメリー喜多川さんがいたころ、所属のタレントの交際は“何でも報じてください”と表向き話していましたが、かなり圧力はあったのでしょう。さらに以前は、“結婚は1グループから1人まで”とか、“結婚発表は、1年に1人まで”みたいな噂もあった。
昨年のジャニーズ問題以降、セクハラもパワハラも含めて、世の中に出たニュースは、それが事実であれば、否定できない時代になったように思います。
セクハラやパワハラだけでなく、これからは芸能人の交際や結婚も否定されることがなくなり、これからどんどん結婚を公表するタレントが出てくるのではないかと思います」
これは旧ジャニーズ事務所に限ったことではなく、全体にいえることだと石川氏はいう。
「芸能界全体が、交際や結婚に対して、“情報が出てしまうのなら否定はしない”雰囲気になっています。
所属タレントの交際や結婚に関しては、ファン離れの懸念があり、昔は懸命に隠したり否定したりしてきました。交際や結婚が発覚したら隠さないというのは、タレント本人にしてみれば、圧倒的にラクであることは明白です。
また、交際して“発覚したら結婚しよう”という考えのタレントも増えている気がします。一方、事務所側からしても、交際や結婚で揉めて事務所を辞められるほうがもっと困る。
俳優の有村架純(30)とKing & Princeの高橋海人(24)の熱愛報道が12月にありましたが、これも報道後すぐに『仲良くさせていただいております』と双方の事務所がいえるようになったのはいいことですよね」