「ありのままの自分」を貫いていては、相性のいい人は増えにくくなります。相性のいい人を増やすには、相手をよく観察して、相手のことを知り、まずはOKライン(相手に好感を持たれる範囲)に入らなくてはいけません。
ただし難しいのは、「誰にでも当てはまる正解はない」という点です。
人のタイプによって、心地よい交友関係は異なります。ここを間違えると、勇気を出してコミュニケーションを取りにいっても、独りよがりになりかねないので注意が必要です。
相手基準で考え、自分をチューニングする
人はどうしても、物事を自分視点だけで見てしまいます。しかし大切なのは、自分基準で相手を見ない、判断しないことです。
たとえば負けず嫌いの人は、自分がそうだからと、世の中すべての人が負けず嫌いだと思いがちです。
でも一方で、僕のように「人は人、自分は自分」と思っていて、負けず嫌いの面がまったくない人もいます。
学生時代に体育の授業や部活で試合に負けて、先生から「悔しくないのか!」と言われても、「まったく悔しいと思いません」とつねに思っていました。
もともと競争したい欲があまり強くないのです。
ですから、常に相手基準で考えて、自分をチューニングするようにしてみてください。すると、相性を合わせることが容易になってきます。
何でも自分基準で見ていると、いつまでも相手を理解できないまま、悩みや不安の原因に気づけず、同じ失敗をグルグルと繰り返してしまいます。
もしも、占いで相手のタイプを知り、欲望や性格の傾向を目安にすることができれば縁をつくりやすくなりますし、仲がこじれたときも、相手の傾向を読み解けば解決への糸口が見えてきます。占いは、現実の生活で使ってなんぼです。