秋篠宮家の次女、佳子さまは12月29日に29歳になられた。この1年、佳子さまは忙しい日々を送られた。地方公務は3月の茨城県をはじめ、宮城県、静岡県、兵庫県、鳥取県、鹿児島県、大阪府など、そして、11月にはペルーを公式訪問された。写真とともに1年を振り返る。
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2023年1月2日、コロナ禍のため3年ぶりの「新年一般参賀」が実施された。宮殿・長和殿のベランダに佳子さまは真紅のドレスでお出ましになった。佳子さまが新年一般参賀に初めて参列されたのは2015年。そのときは淡いピンクのドレスだった。あれから8年、グッと大人っぽい印象だった。
新春は恒例の行事も多い。そのひとつ「歌会始の儀」は、1月18日に皇居・宮殿「松の間」で開かれた。今年のお題は「友」。佳子さまが披講された歌は、友との写真の思い出だ。
【卒業式に 友と撮りたる記念写真 裏に書かれし 想ひは今に】
宮内庁によるこの歌の解説はこうだ。
〈佳子内親王殿下には、高校の卒業式の日にご友人お二人とお写真を撮られました。後日、ご友人が印刷したお写真の裏にメッセージを書いて渡してくださり、その想いが三人の中で今も続いていると感じられたことを歌にお詠みになりました。〉
佳子さまの歌は、20代らしくみずみずしい、親近感のわくものだった。