専門性の深さと一般常識・教養をバランス良く吸収する

 著者の下地氏は、自分らしい発想や行動をするためには、「T型人材」になる必要があると推奨している。

 自分の専門性という「タテの棒」を深めるためのメモではスペシャリストにはなれるが、他の分野はまったくわからない視野の狭い人材になってしまう。

 一方、一般常識や教養という「ヨコの棒」ばかりメモしていては、雑学ばかり幅広く知ってしまい、思考の根拠がない人になってしまうかもしれない。

 両者のバランスが大切なのである。

アウトプットするための「視点」を持つ

 バランス良くアウトプットができるようになるためには、以下のような視点を持つといい。

 これらの視点を常に意識することで、メモの基準が明確になっていくのである。

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